INFOTEC SERVICE

INFOTEC SERVICE

AWSサーバーレス開発

AWS(Amazon Web Services)上に、サーバー管理不要のアプリケーションを構築いたします。

AWSサーバーレスアーキテクチャとは

AWSサーバーレスアーキテクチャとはサーバー(AWSの場合、EC2)を使用せず、AmazonS3、LambdaなどのAWSマネージドサービスを組み合わせてアプリケーションを稼働させる手法です。
通常、システムを運用する際に常時稼働しているサーバーが必要となり、OS、ミドルウェア、ネットワーク等の設計・構築が必要となります。
一方、サーバーレスは、AWSマネージドサービスを組み合わせた構成を取るため、サーバーを常時稼働させる必要が無く、サーバー稼働に関わるランニングコストや、サーバーの運用、保守などの管理コストを低減することができます。


※このテーブルはスワイプすることで全体を閲覧できます。

サーバー管理不要 従量課金制 柔軟なスケーラビリティ 高可用性
●サーバーの構築やパッチ適用などを行う必要がなく、構築・運用にかかる手間を削減できます。
●ビジネスロジックに集中して開発できるため、アジリティの向上にも繋がります。
●利用料は、リクエスト数やデータの容量に応じた従量課金制。リクエストがない時間は費用が発生しない、又は最低限の発生となります。
●特にリクエストを受けた時のみ動作するなど、継続的に動作する必要のないプログラムの構築に向いています。
●事前にキャパシティを考慮しなくとも、リクエスト数や負荷によって柔軟なスケーリング処理が自動的に行われます。
●冗長化構成を意識しなくとも、可用性と耐障害性機能がデフォルトで備わっています。
●プログラムの実行ごとに最適なリソースを自動で割り当てられるため、大量のアクセスが発生するなど想定していた負荷を上回るような場合でも、サーバーが落ちることなく継続運用することが可能です。

AWSサーバーレスの構成例

  

AWS CDK(Cloud Development Kit)を用いたInfrastructure as CodeとPipelineで、継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) を実現します。

Infrastructure as Codeとは

・手動ではなく、コードを用いてインフラストラクチャの管理、プロビジョニングを行う手法
・インフラストラクチャの仕様やパラメータをアプリケーション同様、Gitで変更管理することが可能
・検証環境など環境の複製が、低コストかつ正確に行うことが可能

開発事例

●健保向け「健康チャレンジキャンペーンcR」Webシステムの構築

プロジェクト概要

最大10万人の利用が見込まれる「健康チャレンジキャンペーンcR」Webシステムを、AWSサーバーレスアーキテクチャで構築。

構築前に抱えていた課題

  • キャンペーン期間中(2ヶ月)、実際にどの程度の利用者数になるか予め把握するのが困難。
  • 朝9時など特定の時間帯にアクセスが集中し、一時的にシステムへの負荷がかかる。最大アクセス数を想定したコンピューターリソースを常時用意すると費用が高額になる。

AWSサーバーレスを採用した理由

  • 利用者数が急激に増えたとしても自動でシステムがスケールするため、利用者数が増えることによる動作の遅延などが解消。
  • 個々の処理時間(1ミリ秒単位)での課金となるため、利用していない期間の無駄なコストを削減。
  • CI/CDパイプラインで、素早く安全なリリースを実現。
  • プロダクトサイト

    https://www.kenchare.net/