インタビュー

学生時代と入社当時の思い出
学生時代は今ほどITという言葉に馴染みがなく、PCも普及していませんでした。就活当初、私自身は、一生に一度の大切な買い物の場に携わりたいという理由から、住宅販売の仕事を希望していたんです。ただ、何気なく当社の面接を受けてその想いが変わりました。当時の当社(旧日本流通システム株式会社)も、現在と変わらず"人を育てる"ことに力を入れていました。社員を大事にしてくれる会社に魅力を感じたのでしょうね。
学生時代はアルバイトとサークル活動ばかりで、どんな企業の面接でもそのことばかりアピールしていました。というのも、高校時代に硬式野球部で厳しい上下関係を経験したんですが、大学では年齢関係なく個性が際立つ。高校~大学を通じて真逆の人間関係を体験したので、面接でも有りのままの自分を見せようと思いました。ただ、入社後は苦労しました。新人研修を受けても、情報通信職を志望していた同期に比べるとスキルの差も歴然。何より、社会人としての自覚も足りていませんでした。その時に劣等感を感じ、自分の力の無さを受け入れて踏ん張れたことが今に繋がっているのかなとは思います。
入社後に気づいた自己分析の大切さ
入社後、実作業に入り初めて自分自身で考えて、プログラムを作らないと前に進まないことが分かったんです。明確に目的意識を持てているか持てていないか、そこが新人研修の時の自分との差だと思います。目的を持つと推進力が生まれるんですよね。しかも、私の場合は人に教えてもらったことだけでは理解できなかったので、それを補うために自分なりのやり方で理解力を高めようとしました。自分が出来る事と出来ない事を選別して、出来ない事をどうするのか考え行動する。そうすることで出来ない事も理解度が上がる。更に言えば、費やした時間が多いほど理解度は高まりました。つまり"もともと弱みだったものが、気がつけば強みに変わっている"。
配属後の短期間に、自己分析が出来るようになった事、目的意識の大切さを知った事、そして、自分の弱い部分への補い方を知った事、これらを身につける事が出来たことが、今の自分の強みになっている気がします。

キャリアを積んで今思うこと?部長代理になれた理由
今でも、出来ない自分を直視して、周囲の協力を得て一定の評価を頂けるとそれが糧になります。数年前に大失敗した仕事がありました。今でこそ、精度の高いプロセスが構築されていますが、当時は成熟していなかった。そこで自分達の穴を探して、一つ一つ埋めていき完璧な精度にしていったんです。当社では"人は起こしたことで評価されるのではく、起こした後の対応で評価される"と教えられることがあります。まさに失敗した後に、課題を見つけ進んでいくということです。
私の年齢で部長代理というのは、一般的に考えたら確かに若いのかもしれません。ただ、改めて振り返って見ると、何に対しても、お各様や会社に貢献したいという気持ちで取り組んだ言動を諸先輩方に受け入れて頂けたのが大きかった。自分で掴み取ったというよりも周囲の方のお陰だと思います。
社員や部下に期待すること
システム運用の仕事で言えるのは、100%の正解はない、ということ。だからこそ、いつでもより良い答えを探している。その答えが正しいか正しくないか分からないですが、まず自分の考えを自分より経験も技術もある方々、つまり上司や先輩に対して発していくことが大事です。野球に例えますと、バッターボックスに入ったら、バットを振らなければ何も始まりません。ヒットや得点に繋げたいのなら、先ずはバットを振ることです。見逃し三振では何も生まれません。仕事でも同じだと思います。自分から動き、発信して、そこで初めて自分が正しいか間違っているのか、会社やお客様の考え方、そして自分自身の今のレベルを理解することが出来ますから。
会社は若い世代が成長することで伸びていくので、可能な限り早く先輩方の意志を吸収することも後輩の役目です。消極的な社員には是非発言してほしい。"仕事は自分を磨くチャンスの場"。自分の性格やペースのまま仕事をすると難しい壁にぶつかるもの。そして、仕事以外で自分の性格やペースを曲げてまで何かに取り組むことって無いはずです。だからこそ、多少苦手な状況や自分の土俵ではない場面でも勝負してほしい。その経験が「人」としての成長にも繋がる。自分の殻を破って前に進んでほしいと思います。
メッセージ

当社では、即戦力ではなく10年後や20年後に会社を支えてくれる人達に入社してほしいと考えています。ですから、10年後も20年後も30年後も成長してくれる人、その人の約40年に及ぶ社会人生活を会社とともに充実させることが出来る人を求めています。
就職して更に成長していきたい、その志があれば大丈夫です。大人になってからもまだまだ成長できますから、無理に大人ぶらず学生らしい人を求めていきたいですね。
学生の間は「明日出来ることは今日するな」で良いと思います。今日(学生)しか出来ないことと、明日(社会人)以降でも出来ることを自分の中で整理して、今日しか出来ないことを思いっきり楽しんでほしい。きっと、就職した後は「今日できることは、明日に延ばさずに今日やりなさい」と言われると思うので(笑)。
未来の自分にとって、今何をすることが大切なのかを考えて、皆さんの人生を充実させてほしいと思います。








